地元、岐阜高島屋にて本日より催事スタートいたしました。
地元ならではで、知り合いに偶然お会いすることもあり嬉しい再会が多いです。
私事になりますが、フラワーアレンジを教えていただいた先生にご来場いただき、なんとも言えないとても嬉しい気持ちでした。
先生が教室を閉める際に、和花の道を勧めてくださったのもこの先生です。多面的に物事を見る目、
フラワーアレンジのルーツや、お花や芸事の基礎を教えてくださった恩師。そこから和花にものめりこんだのですが、どちらの世界も奥深く、魅了して止みません。
tncの世界が和でも洋でもあると評価いただきますのも、これまで見てきた花の世界感でしょうか。
かつてガーデンのメーカーに就職した際にも花の道を選んだ事に、とても喜んでいただき、
そして何年か過ぎ、tncとして2016年活動開始、今回の催事に驚き、喜んで頂けました。
『久しぶりに興奮して眠れなかった』と。
私が習っていたのは花の技術や背景ですが、それと同時に先生の佇まいから物事の考え方も教わっていました。
個として存在し芯がしっかりしている主張。それを心地よくさせるのは、他への配慮や優しさ、意識が自分に向いていないことに気がつきます。
話は飛びますが、ネットやニュースでは批評避難、自己主張が多く、それは世の常で、改善には一定の批評や主張は不可欠です。ただ、人とのご縁は、個々の存在、と言いますか、避難する事ではなく自分の道を懸命に生きる個の存在が繋がっていくと感じます。そういった成熟した精神には意識は自分に向いていません。
いやはや、まだまだシルバーグレーへの旅は続きます。