素敵な仕上がりのサイト。浴衣もとても素敵な柄ゆきが揃っています。
髙島屋さんでご採用いただき本年で3年目となります。2016年からスタートして今年、ようやく温めていた和紙のシリーズを展開させていただくべく、企画から制作まで細やかに仕上げております。
毎回、髙島屋さんからテーマや展開予定の柄ゆきなどを伺い、それを元に企画します。
ありがたいことに、デザインを概ねお任せいただいており、感謝しつつも良いプレッシャーにもなっています。
いつも心がけていることは、浴衣よりも前に出ないこと。着る人よりも前に出ないこと。です。
花のモチーフはいろんな意味で人目を惹きます。
tncはお花のモチーフを得意としていますが、背景やスタイルに添えるデザインでありたいと思い続けています。
今年は「万華鏡」がテーマ。あの不思議な筒から生まれる流動的なデザインは心動かされるものです。きっと染物屋さんの浴衣も、と憧れる思いを馳せ、バイヤーさんにも相談をしながら、試行錯誤、失敗を重ねて、ようやく仕上げられたデザインです。
カタログの原案を拝見して、よかった。とため息が出ました。
今回のシリーズも、全国主要店舗(日本橋、新宿、横浜、大阪、京都、ジェイアール名古屋)呉服売り場にてお求め頂けます。各売り場には浴衣のコーディネートのプロがいらっしゃいます。各店にお邪魔しておりますが、どんな柄と帯が似合うか一緒に考えてくださる販売員さんがいらっしゃいます。是非浴衣と合わせてご覧くださいませ。
TAKASHIMAYA浴衣カタログ表紙にご採用いただきましたかんざしは、和紙のアクセサリーKINUTA ACCESSORY です。紫陽花の花と葉っぱをイメージしています。ひらひらと動く葉は和紙と千代紙を使用しています。