大阪北部を中心とする地震で被災されました皆様にご冥福とお見舞いを申し上げます。
発生直後は情報がはっきりせず、不安に思われる方ばかりだったと思います。
各施設では営業時間や範囲を制限され、交通機関も復旧まで時間がかかったようですが皆様の生活が少しでも早く、安心したものになりますよう、切にお祈りしております。
装飾について思うことがあります。
合理的に考えると、「装飾」は不要に思われがちですが、なぜ人は大切な人に花を贈るのでしょうか。
2011年の東日本大震災の時に、花を生業にすることについて考え、迷いました。
こんな時、飾りとか、明るいものとか、不必要なのか
とか。考え続けていました。
でも、古来より人は装飾品に祈りを込めていたんだと思います。
震災後のケアには段階があると言われていて、初期の段階では、インフラの復旧や最低限の環境整備が求められ、次の段階ではその持続性が求められます。そしてそのまた次の段階では精神的なケアが必要とされていると言われます。
極論ではなくて、真ん中ぐらいの気持ちで生きたいものです。